2016年08月24日 - 福岡県バスケットボールのブログ

福岡ジュニアバスケットボールクラブ
2016年08月24日 [ミニバス 福岡]
えっ!! 最強のトレーニング方法は・・・(笑)

いきなりですが、ここで質問です。
「心肺機能」「俊敏性」「情報処理の応力」「協力性」これらの能力を一気に向上させる運動を知っていますか!?

 この運動は、ほぼ100%といっても過言ではなく、皆さん誰しもが経験している運動だと思います。

 その答えは……
そう「鬼ごっこ」です。

 えっ鬼ごっこって「運動」ではなくて「遊び」では!? と思った方もいると思いますが、「遊びこそが最強のトレーニングになる」ということです。

 では、今回は鬼ごっこがなぜ良いのかを説明してしていきたいと思います。


鬼ごっこのトレーニング効果

 世間一般的な鬼ごっこのルールは、鬼役と逃げる役に分かれて、鬼が逃げる役にタッチすること鬼が交代し、またゲームが再開するといった流れになると思います。

 この一連の流れの中で注目をするところが、「大勢の逃げる役を追う」というところがポイントになってきます。

 鬼の「追う」という行為、逃げる役の「逃げる」という行為は次のような運動効果が期待されます。

1、基礎的体力の向上
2、助け合い、チームワークの向上
3、ぶつからないようにするバランス能力の向上
4、方向転換する能力の向上
5、判断能力のUP
6、想像力の向上

などが上げられます。この効果の期待は実は、まだまだここには書ききれない程多く存在ましす。

 その理由として、鬼ごっこのルールのアレンジは無限大だからです。

 例えば、通常の鬼ごっこに笛をなった瞬間に腕立て伏せを5回しないといけないとルールを追加すれば、筋力UPにも繋がりますし、腕立て伏せを早くやらなければ鬼に捕まる可能性が高まるので、クイックネスの向上にも繋がります。

 また、立っている状態から、腕立て伏せの状態へ移行するわけですから、しゃがむという行為も入ってくるために、下半身の強化、全身持久力の向上にも繋がってくるということになります。

 この様に、「鬼ごっこ」という遊びは、実は最強の運動にもなりうる遊びだったのです。本当にこどもの頃の遊びは、ばかにできないものですね。


一流アスリートも「遊び」の中でトレーニングをしている

 実際に一流の選手も遊びから学ぶことが多くあるそうです。例えばプロバスケ選手はボールを指でクルクルと回すことができますし、プロゴルファーのタイガーウッズ選手は、ゴルフクラブで長い時間リフティングができますし、プロのサッカー選手も長い時間リフティングができます。

 また、プロ野球選手のイチロー選手の背面キャッチなど、実際に試合の中で使うプレーではないが遊びを通じて、ベストパフォーマンスに繋がっていることは間違いありません。

 この様にどこで何を習得するかは本人次第になってきます。私は、今まで多くのスポーツを経験してきました。その中で強く感じたことは、どの運動にも繋がるものがあるということです。それを感じながらトレーニングするのとしないのでは、大きな違いがあると思っています。

 大人になれば、運動の時間が少なくなり、新しい運動に手を出すことが難しくなってくると思います。しかし、実際はやってみればそれぞれの魅力がありますし、今までやってきた運動が基盤となり、自分への成長へ繋がることは間違えないと確信しています。

 遊びから成長できるなんて最高なことですよね。恐れずに何にでも挑戦していきましょう。子供の頃の何も後先を考えずにやった時の心を思い出して人生楽しんでいきましょう。

当クラブは遊びココロを取り入れたプログラムを随時、提供して参りたいと思います。
10月開講より、一緒にバスケを楽しんで参りましょうね(^^)


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